JUGEMテーマ:ニュージーランド
1年留学した現地校やホームステイした町は、第2の故郷になる! とういお話です。
Suzuさんは富田高校の1年生から2年生にかけて、NZで1年間の留学生活を送りました。 今年3月にお母さんを連れて第2の故郷NZ南島を訪ねてくれました。 その時にOxford Area Schoolを久し振りに訪問し、Suzuさんを覚えてくれている先生方に次から次へと声をかけてもらいました。 校長先生にもお会いし、夏休みに教師のお手伝い係をやってみる?というお話になり、8月に改めてNZへやってきたSuzuさんから 感想をいただきました。
ここに公開させてもらいます。
*****転記始まり*****
私は、大学の夏休み期間を活用して、私の第二の故郷でもあるOxfordで3週間の教育実習を行った。約4年前、Oxford Area School の留学生だった私はOxford の先生たちの親切で前向きな姿や温かい言葉かけ、良さを沢山みつけて褒めてくれるところに憧れ、将来教師になりたいという目標を抱いた。また、他国の留学生と交流する中で日本の英語教育にも興味を持った。コロナが収束し、海外に行きやすくなった今年春、私は母を連れてニュージーランドを訪れた。1週間の滞在だったが、母に私が留学当時どのような生活をしていたのか、景色を見ていたのか感じてほしかったのだ。そこで、Oxford の学校を4年ぶりに訪問し、お世話になった先生たちと再会した。今大学で教師になるために学んでいることを伝えると「Oxford で一緒に働こうよ」「インターンでまた来たらいいよ」と言ってくれた。その言葉を聞き、将来自分がこうなりたいと強く思った場所で、憧れの先生たちと一緒に働けるこの機会を、そして富田高校やJTCの皆さんが繋いでくれたこの縁を大切にしたいと感じた。
実際にOxford でStudent teacherとして働いてみると、自分が留学生の時には気付けなかったことが多くあったと感じた。例えば、留学生のときにニュージーランドの学校は携帯を自由に使えたり、制服も着崩したりできて比較的自由なのだと考えていた。しかし、先生の立場で学校全体を見てみると、意外と厳しく注意しているところが印象的であった。褒め言葉や前向きな言葉で溢れているOxford Are Schoolであるが、ダメなことはダメと先生がしっかり伝えていることが以前には気付かなかった点である。留学中は自分のことに必死であった為、周りのことがあまり見えていなかったけれど、今になってやっと先生たちや大人たちがどれほどあたたかく見守ってくれていたのかが分かった。
また、授業も興味深いものがいくつもあった。特に印象的であったのは、P.M.Pという体を動かすアクティビティと脳機能の発達、言語の習得が直結するというもので、小1〜3くらいの年齢の子どもたちがバルーンや箱を使ってゲームをしたり楽しく動いたりする授業である。詳しく話を聞くと、体を動かすことで脳と身体を繋げる、または脳の働きを活発にする、言語の発達を助けるなどの効果があるらしく面白いと思った。ホストファミリーとの会話でもP.M.Pの話が出てくる程、保護者にとっても関心の高い教育であると感じるが、大学の授業では一度も聞いたことがなかったのでより興味を持った。
さらに小5,6〜中1くらいの子どもたちのクラスでは、the space projectという宇宙(天文学)が課題で、インターネットや書籍で調べたことをGoogleドキュメントに表と文章でまとめてレポートを作っていた。それだけでなく、球体に絵の具で色をつけ、画用紙にグルーガンで球体を太陽からの距離順に張り付けたり、自分で作ったレポートのQRコードをそれぞれが作ったりしていた。なんと、QRコードを携帯でスキャンすると、生徒が作成したレポートをインターネット上で閲覧することができるのだ。
このように、日本の授業や教育とはまた違った面を知ることができ、とても面白いと感じた。この教育実習を通して、自分自身が日本とニュージーランドのどちらが良い・悪いと判断するのではなく、どちらにも良いところがあってそれを認め、必要に応じて取り入れていくことが大切なのではないかと考えた。
Oxford Area Schoolは、主に自分で考えたり想像したりすることを大切にしているように感じた。その為、想像力を働かせるクリエイティブライティングや調べ学習を取り入れた授業が多くあった。
一方で、一般的な日本の学校は、より「学習」という感じがする。教科書やノート等の教材が充実しており、指導の形式もある程度決まっていることが多いのではないだろうか。また、子どもたちが落ち着いて授業に取り組んでいる印象が強いと感じる。
人間教育的な面で共通している点は、ダメなことはダメとはっきり言うこと。ニュージーランドはどちらかというと自由なお国柄の印象であった為、先生が意外と厳しく指導していたことにとても驚いた。そして、最も重要なことは褒めること。日本での教育実習でも感じた褒めること、そして認めることの大切さ。Oxfordでもたくさん褒め言葉が飛び交っていて、私自身も人の良さを見つけて素直に認め褒めることのできる大人でありたいと思った。
Oxford での教育実習を通して、価値観や視野が広がり、教育への興味がより深まった。また、多くの新しい発見をしたことで、自身の課題点を明確にさせることができた。お世話になった方々に良い報告ができるよう、これから勉学に励み、また私の第二の故郷に帰ってきたい。
*****転記終わり*****
Oxford Area Schoolの素晴らしさと共にSuzuさんという生徒さんが素敵だということを 改めて感じました。 1年間も決して長い時間ではありませんが、NZでの留学生活はSuzuさんの一生に影響を与えるものだったと思わせてもらえて 留学エージェントとして無上の喜びを感じます。
感謝です。
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「NZの現地校に留学するのに、予防接種をしていないと駄目ですか?」
「コロナワクチン接種は何回必要ですか?」という質問をいただくことがあります。
NZの現地校は、原則、留学生に対してもNZの学生と同じルールを適用しています。 NZ法律上、予防接種を受けていないという理由で 就学を拒否することはしません。 したがって、留学生も予防接種を受けていなくても、Application(入学願書)を提出した段階で、ワクチンの未接種を理由に留学を断られることはありません。
しかしながら 留学は認められたとして ホームステイ先が見つからないということになれば、それを理由に就学を断られる可能性はあるようです。
大事な日本からの留学生を預かる責任を それぞれの現地校の国際部長たちは十分以上に理解しています。 オンラインでの面談をする学校も増えてきていますし、申込書類もいろいろ考えて改定を繰り返しているように思います。 留学願書に添えて、英文による志望動機などを記したお手紙、成績証明書や健康診断書、予防接種の記録の提出を求める現地校がほとんどです。
9月12日(月)よりNZ政府がCovid-19のワクチン接種の有無を問うことはなくなりましたが、現地校は情報として引き続き 予防接種情報を求め続けるようです。
ホストファミリーによっては(ホストファミリーの年齢が高かったり、持病があったりなどの理由で)『ワクチン未接種の生徒さんを預かりたくない』と思うこともあるようです。 アレルギーで『ペットのいるホスト宅には滞在できない』という生徒さんがいるように、『Covid-19に罹りやすいかどうかはともかく、罹ったら重症化しやすいとNZでは言われているワクチン未接種の生徒さんは預からない』というホストも出てくるというお話です。
NZ政府は、ほとんどのCovid-19に関する制限を撤廃しましたが、日本政府は引き続きいろいろな制限を課しています。
10月1日に1学期留学を終えて日本に戻る生徒さんたちの中にはワクチン接種3回を終えてない生徒さんがおります。
PCR検査での『陰性証明』を用意しないといけないので、帰国間際に学校を早退して検査場に行きます。
PCR検査を免除された生徒さんに比べて、貴重な現地校での時間が減ってしまうのが気の毒です。
With Covid-19の暮らしは NZでも日本でもルール変更も頻繁にあり、情報を早く正確に得るということが求められているようです。
マスクをしない生活… 久し振り過ぎて どうやら私には心理的な抵抗があるようです。
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前回のブログの更新から少し時間があきました。
7月から1学期留学の生徒さんや長期留学の生徒さんがたくさん渡航されています。
コロナ前とコロナ後では状況も異なるので、慣れないことも多いですが、生徒さんがNZに来てくれることはやはり嬉しいです。
さて本日より、NZのこれまでの信号機システムが撤廃され、マスク着用やワクチン接種についても義務が廃止されることになりました。
以下在オークランド日本国総領事館からのメールの転記です。
●9月12日(月)午後11時59分をもって、新型コロナウイル
●医療施設、高齢者介護施設等の場所を除き、マスク着用義務がな
●9月26日に、政府によるワクチン接種義務は終了されます。
●NZへの渡航者に対するワクチン接種義務も終了されます。
●陽性者の7日間の隔離義務は継続されますが、家庭内接触者の隔
9月12日(月)、アーダーン首相は、概要以下のとおり、本12
1 保健関連の最新の助言によると、感染者数及び入院患者数は2月以
2 病院、かかりつけ医(GP)、高齢者介護施設等の医療施設以外で
3 9月26日、政府による全てのワクチン接種義務を終了する。今後
4 NZへの渡航者(航空機乗務員を含む)に対するワクチン接種義務
5 7日間の隔離義務は感染者に対してのみ継続される。家庭内接触者
6 要するに、医療の場におけるマスク着用と陽性者のみを対象とする
(9月12日付、アーダーン首相声明)
https://www.beehive.govt.nz/re
(NZ政府の「Unite against COVID-19」ウェブサイトの関連ページ)
https://covid19.govt.nz/next-p
※新型コロナウイルスに関する日本・NZの総合情報 (在NZ日本国大使館HP)
(日本語)*帰国の手続き(防疫措置等)、NZ入国の情報等
https://www.nz.emb-japan.go.jp
(英語)*主に日本の査証・再入国・防疫措置の情報
https://www.nz.emb-japan.go.jp
(転記終わり。)
これまではホストファミリーが感染した為に、自宅隔離となっていた生徒さんもおりましたが、今後はRATテストは必要ですが、隔離は不要となりました。
また、日本からの渡航時にワクチン証明も不要となりましたので、NZ渡航者申告システム(New Zealand Traveler Declaration)も変更がありそうです。
ただ、日本への帰国時にはワクチンを3回接種していないとまだ72時間前のPCRテストが必要となりますので、日本の政策が緩和されないことには手続きの簡素化はまだ先になりそうです。
来年の留学手続きもどんどん進んでいます。
コロナウィルスがなくなったわけではないので、渡航中に感染する可能性はまだまだあることは理解してもらえたらと思います。
ニュージーランドは少しずつ暖かくなってきました。クライストチャーチでは桜が開花し、もう春が訪れているようです。
]]>今年は寒くなるのが早く、雨が多いオークランドです。毎週末雨ばかりで憂鬱になりますね。
さて、これからNZに入国される人にとって嬉しいニュースですが、NZ入国時にこれまで必要でした、コロナウィルスの出発前検査が6月21日入国以降、不要となります。
以下、在オークランド日本国総領事館からのメールの転記です。
【ポイント】
●6月20日(月)午後11時59分(NZ時間)から、NZ入国
●6月20日夜以降、NZで乗継する乗客については、ワクチン接
【本文】
6月16日、アアエシャ・バロル新型コロナウイルス対策担当大臣
1 NZは、新型コロナウイルス感染者の流入によって、対応不要に陥
2 新たな変異種のNZ国境到達を確認するため、NZ入国者は、これ
3 6月20日夜以降、NZで乗継する乗客については、ワクチン接種
(6月17日付、バロル大臣声明)
https://www.beehive.govt.nz/re
(転記終わり。)
入国後は引き続き、空港でRAT検査キットが渡され、入国後の2回の検査が必要ですが、出発前検査がなくなるとかなり入国が楽になると思います。
まだ日本入国時は陰性の検査結果が必要(しかもPCR検査での)のようですので、こちらも緩和されると良いなあと思います。
今現在は安いところでも検査費用が$175ほどかかりますし、72時間前までというのもなかなか大変です。
どんどん規制が緩くなり、コロナ以前に戻りつつありますね。
とは言ってもコロナウィルスがなくなっているわけではないので、まだまだ感染には気を付けないといけないです。
NZは冬ですので、子供たちはすぐ風邪も拾ってきます・・・。
それでは皆様良い週末をお過ごしください。
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2023年5月10日(火)
昨年7月に予定していたAucklandへの出張でしたが、Air NZのチケットを変更、変更、変更を繰り返し 9か月ぶりにAucklandへやってきました。 こんなに久し振りになるとは予想していませんでしたが、現在のCovid-19陽性者数の多さの中で どんどん規制が解かれることも昨年の私たちには予想できませんでしたから 私たちの価値観も変化してきているのでしょう。
昨年からのNZのCovid-19の市中感染の広がり Lockdownがあり、ワクチン接種を急がないといけないと言われながらもなかなかワクチン接種の順番は回ってこず、自宅で待機しながら過ごす日々でした。
ちなみに私の1回目のワクチン接種は昨年の9月1日で、2回目は10月21日で 3回目は今年の2月16日です。
NZで暮らす50代女性の平均的な動向だと思われます。
久し振りに Auckland空港に到着して気がつきました。
弊社オフィスのあるCBD(Central Business District)に向かうのに便利だったSky Busの切符売り場の建物がきれいに消滅していました。 Sky Busは運航されておりませんでした。
先月から Australiaから始まった 他国からの観光客の受け入れ… Auckland空港はNZの一番の玄関口のはず 観光客はどうやって街中へ移動すればよいの? と振り返ったらAirportLinkの看板がありました
すぐにやってきたManukau駅行きのバスに乗りました
降りたのはPuhinui駅です。 以前はPapatoitoi駅で列車に乗り換えていましたが
案内板に従って 初めてPuhinui駅を利用しました。
とてもきれいな建物で エスカレーターやエレベーターもあり
東京都内の駅(小さい小さい駅ですが)のような便利さでした
Eastern Lineの電車に今回の私は乗車しましたが Southern Lineの電車でも 弊社オフィスの最寄り駅Britmartに行くことができます。 寒かったChristchurchとは異なり、本日のAucklandは日差しがやさしくとても暖かくSky Busの車窓とは異なる景色に ちょっとした遠足気分で電車に揺られました。
料金も Sky Busやタクシーと比べると ビックリの安さでした。
ただ、バスも電車も現金で支払うことができません。
支払いは全てこのAT HOPカードを改札機械に
ピッとかざして行います。 非接触での支払いです。
このAT HOPカードは、Auckland空港内にあるコンビニで購入できます。 街中などではBridmartをはじめとする駅にある自動販売機での購入が可能です。 残高が改札機械に毎回表示されますので 乗車前に忘れずにTop upしておくとよいでしょう。
Sky Busが運航していないということに吃驚しました。
Covid-19の影響でいろいろなものが変化しています。
With Covid-19の生活はこれからが本番ですね。
健やかに暮らせるように 皆で努めていきましょう。
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